学会賞候補者の推薦について
日本生活文化史学会賞候補者選考委員会
下記の通り、令和4年度の日本生活文化史学会賞候補者の推薦を受け付けます。
本学会賞は鳥越憲三郎先生のご遺志に基づき創立されました。
この意義をご賢察の上、ご推薦をくださいますよう、ご協力を宜しくお願い申し上げます。
- 推薦対象者
令和4年3月までの過去3年程度の期間に公刊・発表された図書・論文の執筆者(日本生活文化史学会員を対象とします)。 - 推薦方法
自薦または他薦とします。 - 推薦書類
(ア) 推薦者名。
(イ) 候補者名。
(ウ) 対象となる図書または論文。図書は書名・出版社名・刊行年 を、論文は論文名・掲載誌名・発表年・号数を明記してください。
論文の場合は該当年以内の複数の論文を合せて業績とすることができます。
(エ) 推薦理由(2000字以内)。対象となる業績(2部)も提出してください。 - 受賞者数
原則として毎年若干名とします。
ただし、選考の結果、年度によって該当者があるとはかぎりません。 - 推薦書類の提出先
日本生活文化史学会事務局 学会賞候補者選考委員会 宛て、
令和4年6月30日(木)必着とします。
過去の受賞者一覧
受賞年 | 受賞者 | 所属 | 受賞作品タイトル |
第1回 平成20年 (2008) | 川合 一郎 | 日本たばこ産業株式会社 CSR推進部課長代理 | 「奈良盆地における水防集団の形成と展開 -九ヶ郷請堤をめぐる水防集団を事例に-」 (『生活文化史』第52号) |
竹井 忠夫 | 日本生活文化史学会 常任理事 | 「現在の『鮫のタレ』」(『生活文化史』第47号) 「現在のセンジ」(『生活文化史』第51号) | |
第2回 平成21年 (2009) | 上井 久義 | 関西大学 名誉教授 | 『上井久義 著作集』全7巻(清文堂・2007年) |
第3回 平成22年 (2010) | 平野 恵 | さいたま市大宮盆栽美術館 主任学芸員 | 『十九世紀日本の園芸文化-江戸と東京、植木屋の周辺』 (思文閣出版・2006年) |
第4回 平成24年 (2012) | 内田 青蔵 | 神奈川大学 教授 | 『お屋敷拝見』(河出書房新社、2003年) 『学び舎拝見』(河出書房新社、2007年) 『お屋敷散歩』(河出書房新社、2011年) |
第5回 平成26年 (2014) | 浜島 一成 | 日本大学理工学部建築学科 講師 | 『伊勢神宮を造った匠たち: 建築の伝統を守り続けた匠たちの1200年』 (吉川弘文館、2013年) |
第6回 平成27年 (2015) | 中町 泰子 | 神奈川大学常民文化研究所 特別研究員 | 『辻占の文化史:文字化の進展から見た呪術的心性と遊戯性』 (ミネルヴァ書房、2015年) |
第7回 平成28年 (2016) | 植村 和代 | 帝塚山大学 教授 | 『織物』ものと人間の文化史 169 (法政大学出版局2014年) |